午前
[集合時間] 10時30分
[集合場所] てんしば
てんしば看板前で集合した後、「一心寺研修会館」に向かいました。
本日は、大阪産(もん)の食材で旬を迎える月ごとに各食材の生産情報、
料理のポイント、注意点、入手方法、食べ方などを教えていただきました。
・大阪産野菜について
占有率の高い府内産野菜(平成19年度)
1. しろな 96%
2. かいわれ 56,8%
3. しゅんぎく 56%
・直売所うまいもん巡りについて
春 「筍」「蕗」「若ごぼう」 貝塚 和泉 八尾
夏 「きゅうり」「茄子」「トマト」 富田林 羽曳野 能勢
秋 「果実類」 「蓮根」「里芋」 河南町 和泉市 交野市
冬 「牛蒡」 「蓮根」「大根」「ねぎ」 中河内 河内長野
・季節の野菜で小鍋立てについて
直売所やデパ地下で季節の野菜を
スーパーで買える魚介を活用する
経済的に楽しむ大阪的な小鍋立て
・鰹出汁と真昆布出汁について
まず、小さな紙カップに入った出汁を各々少し試飲、その後一緒に合わせて味わいました。
・四季の野菜の小鍋立て鰹出汁で食べる野菜について
春 菜の花 山菜 豆類+貝類
夏 茄子 玉葱 トマト
秋 根菜 里芋 牛蒡 大根
冬 香味野菜(芹 みつば 水菜)
※出汁のよく出る野菜
人参 白菜 水菜
・昆布ベース鍋について
スーパーで買える真昆布に合う魚介
春 桜鯛(アラ)
夏 鱧
秋 鰆
冬 鱈 鰤
・大阪出汁について
真昆布(グルタミン酸)
+
鰹 雑魚 海老 椎茸 干瓢(イノシン酸、グアニル酸)
+
薄口醤油(アミノ酸)
・野菜淹汁(やさいだし)と 魚粗淹汁(うおそだし)について
野菜淹汁→生野菜 昆布
魚粗淹汁→鱧 鯛 他中骨
<ポイント>
・野菜は菜物 葉物野菜とする
・野菜によっては昆布出汁は不要
・魚の粗(あら)や中骨に強塩し、洗った後によく焼いた物を煮出す
・日本食文化が生んだ究極のインスタント出汁(鰹パック他)について
小鍋の場合、調味料は惜しまない
鰹パック4袋に、薄口醤油、本みりんは同量
今回は、大阪の特産品と認められる加工食品(「大阪産(もん)名品」)の中から、
「田辺大根」 「天王寺鏑」 「大阪春菊」
「犬鳴豚」 「大阪岬沖 はまち」「鯛」他
「天下の台所」と発展してきた、ここ大阪の食文化を学ぶことができました。
そして、佐野料理長より一品ごとに食材や作り方の説明を聴きながら、懐石料理をいただきました。
どのお料理もとても美味しくいただきました。
御馳走さまでした。
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